東一君が倉の隅から持ち出してきた、おじいさんの思い出のランプ・・・それは50年ぐらい前の話である。仕事を探していた十三才の巳之助は、ある日隣町でランプを見つけた。少年の村にはランプなんてなかったため、美しく明かるいランプに見とれ、そして思っ…
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