石上玄一郎「気まぐれな神」
敗戦により日本人は追いやられ、私はお菊さん家に下宿することになった。そこに彼女の友人のミセス・アトキンソンがたずねてきた。この人物、外見は日本人だが、態度や表情は西洋婦人に近い。お菊さんによると、彼女は戦争中は日本人を名乗っていたという。両生類か!
- 作者: 石上玄一郎
- 出版社/メーカー: 日本図書センター
- 発売日: 2004/02
- メディア: 大型本
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ユーモラスな語り口とは一見かけ離れたタイトルの意味は・・・というところが、見所のひとつ。それは今後についての所信表明となっています。